木更津市の売却コラム:隣の長期空き家は価格に影響する?売主様が知っておくべきこと
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- コラム
売主様の不安はもっともです
木更津市内で一戸建ての住み替えをご検討中の売主様、「ほりきり太郎不動産」でございます。
「隣の家が1年以上空き家で、管理もされていない様子。これが自分の家の売却価格に影響しないか心配だ」という、大変具体的で重要なご質問をいただきました。内見者の目線に立つと不安になるのは当然のことです。
結論から申し上げますと、長期の空き家は「買い手の印象」に影響を与え、結果として「価格交渉の材料」になる可能性はあります。
買い手(内見者)が抱く具体的な不安と影響
内見者はプロではありません。長期空き家を目の当たりにしたとき、以下のような具体的な不安を抱き、それが価格交渉の引き金になる可能性があります。
買い手の不安要素価格への影響
① 衛生面・景観の悪化
庭木が越境している、雑草が生い茂っている、ゴミが散乱しているなど、生活環境の質が低下し、修繕費用(例:越境した枝の剪定)を請求される。
② 治安・防犯上の懸念
不審者のたまり場になる、放火のリスクがあるなど、安全への不安から、周辺相場より低い価格を提示される。
③ 構造物への影響
空き家からの害虫(ゴキブリ、ネズミなど)の侵入や、未管理による建物自体の劣化が、売主様の家に間接的に悪影響を及ぼすのではないかと懸念される。
④ 将来的なトラブル懸念
将来、空き家が誰かに売却され、その際に境界や建て替えでトラブルになる可能性を懸念される。
特に木更津市のような閑静な住宅地では、環境の良さを求める買い手が多いため、こうした環境要因が「購入の決定打」になることは少なくありません。
売却を成功させるための具体的な対策
隣の家の管理はできませんが、売主様ご自身でできる対策はあります。
売却物件の魅力を最大限に引き出す
隣の家のマイナス要素を打ち消すほど、ご自宅の魅力を高めましょう。
①外観の徹底的な美化
玄関周り、庭、ベランダなどを徹底的に掃除し、「自分の家はしっかりと管理されている」という印象を与えます。
②内見時の工夫
室内の照明を明るくし、整理整頓を徹底する。「隣の家は見ないで」という心理が働かないよう、内見者の注意をご自宅に向けることが重要です。
空き家対策の情報提供(木更津市の事例)
内見者に対し、木更津市でも空き家問題への対策が進んでいることを伝えることで、漠然とした不安を軽減できます。
①空き家条例の存在
木更津市では、周辺環境に悪影響を及ぼす「特定空家等」に対して、行政が所有者に対して指導・勧告・命令・代執行を行うことが可能です。
②対応実績の確認
もし隣の空き家について、市役所に相談した経緯があれば、「市に相談済みである」という事実を仲介会社を通じて買い手に伝えてもらうことで、「放置されているわけではない」という安心感につながります。
仲介会社との戦略的な連携
①正直に情報開示する
隣の状況を隠さず、仲介会社に伝えましょう。不安要素は隠すのではなく、「どう説明するか」の戦略を練るべきです。
②価格戦略の検討
もし内見者の反応が芳しくない場合は、売出価格を据え置くのではなく、価格交渉の余地をあらかじめ少し設けておくなど、柔軟な戦略を検討しましょう。
長期空き家は、不動産の専門家から見れば「直接的な価格影響は低い」かもしれませんが、一般の買い手にとっては大きな「心理的な不安要素」になります。
ほりきり太郎不動産としては、その不安をどれだけ丁寧に取り除けるかが、スムーズな売却、そして適正価格での成約の鍵だと考えます。
ご心配な点はすべて担当者にご相談いただき、共に売却成功を目指しましょう。