「一般媒介 vs 専任媒介」結局どっちが早く高く売れる?不動産のプロが教える「物件別」の正解
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- コラム
媒介契約に「絶対の正解」はない
不動産売却の相談で最も多いのが「どちらの契約が有利ですか?」という質問です。
結論から言えば、「どちらが優れているか」ではなく「あなたの物件にはどちらが適しているか」
で選ぶのが正解です。
まずは、それぞれの特徴を「本音」ベースで整理しましょう。
「一般媒介」で好条件を狙える物件の特徴
一般媒介は「不動産会社を競わせる」ことで最大の効果を発揮します。
駅近の超人気エリア
放っておいても問い合わせが来る物件なら、複数の会社に競わせることで、
相場より高い価格での成約を狙えます。
「囲い込み」を徹底的に排除したい場合
一社独占にならないため、情報は常にオープンになり、広く買い手を探せます。
「専任媒介」で好条件を狙える物件の特徴
実は、日本の売買成立の約7割〜8割が専任(または専属専任)契約と言われています。
なぜプロは専任を勧めるのでしょうか?
売りにくい物件・個性的すぎる物件
時間をかけて魅力を伝える必要がある物件は、広告費や手間を惜しみなく投下できる専任媒介が圧倒的に有利です。
内密に売りたい・スケジュールを管理したい
窓口が1つのため、内覧の調整や個人情報の管理が徹底できます。
プロの「本気」を引き出せる
「他社に取られる心配がない」という安心感は、担当者のモチベーションに直結します。
手厚いサービス(ハウスクリーニング無料、プロの撮影など)も専任限定であることが多いです。
失敗しないための「判断基準」チェックリスト
迷ったときは、以下の2点を自分に問いかけてみてください。
「自分で各社の動きを管理できるか?」
→ YESなら一般媒介、NO(プロに伴走してほしい)なら専任媒介。
「物件のポテンシャルは平均以上か?」
→ 誰が見ても魅力的なら一般媒介、ターゲットを絞り込む必要があるなら専任媒介。
大切なのは契約形式より「担当者」
一般媒介でも放置する会社はありますし、専任媒介でも親身にならない担当者はいます。
最終的に「好条件」を引き出すのは、契約書の種類ではなく、
「この物件をどう売るか」という戦略と熱意を持った担当者です。
まずは複数社に査定を依頼し、最も信頼できる戦略を提示した会社と、
その物件に合った契約を結ぶことが売却成功への最短ルートです。